愛媛十全医療学院附属病院は、1981年に愛媛十全医療学院附属十全診療所として設立されました。開設には愛媛大学医学部整形外科初代教授野島元雄先生のご尽力によりリハビリテーションの充実した整形外科として診療をスタートしました。以後、愛媛大学医学部整形外科教室と強く連携を保ち現在に至っています。最近では脊椎疾患、関節疾患などに対して先進的、専門的に取り組み、患者の早期の自立と社会への復帰実現に向けた質の高い医療を提供することを目標としています。
 また、川内地区の地域特性として高齢化が進み、運動器疾患や生活習慣病を患う方々が増えていますので総合診療科的な内科診療を行ってきました。これからはさらに超高齢社会を迎えますので、その中で地域住民が必要とする医療・介護・福祉を切れ目なく提供するように努めます。
 当院は今後も、患者・家族の皆様、地域の方々、他の診療所、病院、施設、医師会、行政との連携を一層深めながら、地域に密着した医療を提供できる病院として皆様のお役に立てるように努力して参りたいと思います。
 職員一同、これからも地域の方々に今まで以上に信頼され、いつでも優しく温かい病院であり、皆様に選んで頂ける病院を目指していく所存です。どうか宜しくお願い致します。
 令和３(2021)年10月1日
病院長　鶴岡　裕昭